プロケーブルのソルボセインは効くのか


俺こと、”たびじ” が綴る車のブログ。

長引く自粛生活に潤いを与えたい。

そう、音楽を聴いてみる。

聴くからには良い音で聴きたいものだ。

さあ、今日も始めよう。



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音楽を聴くためには、
何かしらシステムが必要だ。

今ならスマホにイヤホンが定番だろう。


しかし、自宅の環境が許すなら、
オーディオセットで聞きたいものだ。

それは、そんなに高いものは必要ない。
俺の場合、ペアで3万円程度のスピーカーに、
同じくらいのアンプを繋いでいる。

そしてMacBook Airに繋いだシステムを、
デスクトップで聞いている。

このスピーカーの音が、
たかだか900円のインシュレーターで変わったのだ。

4枚1組で、左右で8枚必要だから、予算は1,800円だ。
わずか、1,800円で音が変わることを経験した。

それが、プロケーブルのソルボセインだ。
成功体験は、次へのステップを誘発する。


ならば今度も。
そう考えて、2匹目のどじょうを狙う。

ソルボセインには、
半球型のドームタイプが存在する。

こちらは、その形から手作りになる。
ゆえに価格が高い。

4枚セットで、2,980円。
左右では、6,000円ほどの出費になる。


今回のテーマ、インシュレーターは、
オーディオ業界の闇に近い製品だ。
性能と値段が比例しないし、
そもそもオカルトっぽい。

闇はどんな業界にも存在する。

だが、これまで、
嘘やでっち上げがまかり通った製品は、
もう売れない。

これだけ情報化が進んだのだ。
ニセのメッキなど、
ネット上で簡単に剥がされてしまう。

デジタルの普及は、
同時に山のような偽物を生み出す。

コピーだらけで、本物が埋もれてしまう。
真偽のほどについて、
結局最後は自分が決めなければならない。


半球型のソルボセイン。お値段は通常の2倍以上。
ま、それでも、
オーディオアクセサリーとすれば、安い方だ。

週末、ネットで注文する。
と、週明けには荷物が届く。

はやる心を押さえながら開封する。
意外と大きく感じる。
半球型の黒い表面は、
眺めていると吸い込まれるようだ。
不思議な存在感がある。

丁寧にセットする。
すると音は、確実に変わった。
というか、日に日に変わっていく。

置き換えた直後は感じられなかった。
失敗したかも、と感じた。

だが、1日おいて聞いてみたらどうだ。
ドラムがすごい。
アタックがしっかりアタックだ。

ぼやっとしていた低音が
改善されている。

締まった低音とは、このことだ。

スピーカーはダリのセンソール。
元々おっとりした印象のスピーカーだ。

スピード感よりは、リラックスしたい、
ゆったりしたい性格のスピーカーなのだ。

ところが、しっかりと鳴らせば、
スピード感にあふれた音楽を、
低音を響かせてくれる。

低音が締まって安定する。
その副次効果で、中音から高音まで、
バランスが際立つ。

キレのいい低音が、
これまでぼやけていた
中域と高域のニュアンスを引き出す。

ああ、こういうことなんだ。

しっかりと、別れて聞こえる。
それだけで、音楽はここまで
豊かになるのだ。

ほんの6,000円ほどの投資で、
セットが成長したかのようだ。

ひとつひとつの楽器が、
まるで見えてくるようだ。

目の前で、キッチリと
描き分けられている。



オーディオ業界に限らず、
様々な業界で
顧客の教育が行われてきた。

広告とはそういうことなのだろう。

だから、この業界だけが
とりわけな訳ではない。
多かれ少なかれ、
どこでもやってきたことなのだ。


ここで少し俯瞰的にみてみたい。

我々はメーカーや販売者から
教育されてきた。

時々に応じて、
流行りのやり方でだ。

それは経済が回っていくうえで、
必要なことだった。

またその時々の
ニーズを満たしていたなら、
それは良しとしよう。

でも、ニーズさえも、
実は与えられたものかもしれないのだが。

それはそれとして、認めよう。
知らない世界、
これまでにない満足を与えてくれたのだから。

しかし、世の中は加速度的に変化を早め、
今回のころな騒動で、
一つの特異点を迎えたように思う。

いろいろと思索は深まる。
時間がいつも以上にあるからだ。

ここらで、少し結論が出ることを、
試したいと考えた。

それも、オーディオでやりたい。
予算は1万円程度。
だからインシュレーターなのだ。

本当は、千円でも投資するのは
どうかと思っている。

オカルトの世界に近いと感じるのだ。
インシュレーターなど。

それでも、行動して
結果を確かめる行為は、
とても意義のある事だ。

データとファクトに基づいて考える、
行動する癖をつけたい。


他にも、オーディオ関係の記事がある。
是非読んでほしい。

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