俺こと、”たびじ” が綴る車のブログ。
車好きの行き着く先。
その一つがポルシェ。
メンターとやり取りして
俺は、気付いてしまったのだ。
さあ、今日も始めよう。

(メーカーサイトから)
・なぜポルシェ
それは昨年11月のこと。
月に一度、オンラインで
メンターとやり取りする。
もちろんマンツーマンだ。
近況報告とか、
最近の取り組みとか、
興味を持っていることなどなど。
包み隠すことなく話をする。
その場で、
自分の本心に気が付いた。
やはりポルシェを手にしたい。
できれば911がいい。
これは心の底から湧き出した想い。
自分自身も気が付かなかった想い。
いや、知っていたけどね。
無理だと考えて、
脇に推しやっていたのだ。
・決めたなら行動あるのみ
さてと。
決断のあとは行動だ。
どうすれば
手にすることが出来るのか。
8桁プライスの車など、
全くの未経験だ。
これまでのスキルは、
おそらく役に立たない。
そんな予感がする。
理由として、
まずはその値段。
911の車両価格。
近年は毎年、
値上がりしている。
一方で、
サラリーマンの収入は
減少している。
失われた30年だ。
その結果、10年前には
手が届きそうだった911。
今はかなり
難易度が高い。
そしてさらに、
新車の生産が追いつない。
間に合わない。
コロナが原因だが、
これは収まろうとしている。
すると別の問題が起きる。
経済の回復場面で、
物の生産が追いつかない。
特に半導体。
こんなこと、
あなたはに当たり前だろうけど、
マクロ経済はこんな具合だ。

(メーカーサイトから)
・厳しい条件を乗り越えるために
さてミクロに話を移そう。
世界を相手に考えても、
大きすぎて何も始まらない。
ならば自分はどうするのか。
無理そうだからって、
俺は簡単に諦めるのかって話。
ここで思いつく。
個人の力には限りがある。
俺一人にできることなど、
たかが知れている。
ならば、あらゆる
チャンネルを活用しよう。
こんな風に考えた。
まずは、
MR-Sで世話になった
アフターパーツ屋の元社長。
意見が食い違って、
ご無沙汰している。
だから声を掛けづらいが、
聞くは一時の恥、
聞かぬは一生の損だ。
俺のモードは、
すでに真剣勝負。
大きな目標の前に、
俺のこだわりなど瑣末なことだ。
意を決して連絡を取る。
すると
元社長の師匠。
彼がそう呼ぶ人物を
紹介してもらった。
何の事はない、
中古車屋の親父だ。
だがこの親父、
元社長の売り文句をそのまま
信じるなら、
影の実力者みたいな奴だ。
信憑性はわからんが、
ま、付き合っていけば
その内にだろう。
・ドンとの出会い
元社長の師匠。
宣伝通りならまるで
フィクサーだ。
フィクサーには
悪い奴のイメージがある。
ならばドンとでも呼ぼう。
あんまり変わらんけど。
そのドンの店は
普通に街中にあった。
中古車屋だから
店の周りには車が並ぶ。
ちょっと偏った並びだ。
輸入車が多いというか、
ほとんどがそうだ。
車の整備もできそうだが、
そもそもメカニックがいない。
さほど広くない事務所では、
ドンが一人で座っている。
携帯を片手に、
いつも誰かと話している。
電話一本で商売している。
元社長に紹介されたドン。
彼と話を進めると、
あっという間に
2台のポルシェを見ることに。
しかし条件が合わず、
それ以上話は進まなかった。
けど、俺が個人的に
ディーラーを訪ねた時と
対応の違いは歴然だった。
世の中の仕組みを
垣間見た思いがする。
ポルシェという車。
需要は高く供給は限られる。
さらに、欲しがる人の属性は
かなり偏っている。
特に911、ケイマン、ボクスターの
スポーツカーを欲しがる人間は
それが顕著だ。

(メーカーサイトから)
この特殊な世界に、
俺は一歩足を踏み入れたばかり。
サラリーマン根性が
抜け切らないこの俺が、
どこまでわがままを貫けるのか。
ドンとやり取りし、
お店のお客さんと関わる中で、
何が変わっていくのか。
我ながら見ものだと思う。
これからの展開に、
乞うご期待だ。
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