東京モーターショーからジャパンモビリティショーへ


俺こと、”たびじ”  が綴る車のブログ。
東京モーターショー改め
ジャパンモビリティーショー。
数年ぶりの開催だ。
さあ、今日も始めよう。


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(メーカー公式サイトより)




・東京モーターショーじゃなくてジャパンモビリティショー



就職したての頃、お金を貯めて車を買おうと考えた。
田舎に車は必需品だからと、自分自身に言い訳をしながら。

その頃先輩たちが乗っていた車を思い出す。
三菱コルディア、トレディア。
日産ブルーバード、ローレルスピリット。

トヨタソアラにクラウンもあった。
あとは日産スカイライン。

そして初代のマツダRX-7。
いやいや、ものすごく懐かしい。

ならば自分はどんな車が欲しいのか。
思い悩んでいた時、自動車雑誌で記事を見かけた。

あの頃車の月刊誌は山のように出ていて、書店の一角に溢れていた。
何しろ片田舎に住んでいたから、情報源は雑誌だけだ。
あとはおまけ的にテレビのコマーシャル。

その雑誌の記事とは、トヨタが新型車を企画しているというもの。
それも聞いたことのない車、ミッドシップエンジン搭載車だった。

まだ見ぬ新型車。
これこそが俺に相応しいのではないか。
いやそうに違いない。
俺はあっさり洗脳された。

さらに毎月のように続報が掲載され、夢中で自動車雑誌を何誌も買い漁った。
どんどんと、ミッドシップに心を奪われていったのだ。




・注目1番はやっぱりこの車



なんといってもマツダの車だろう。
MAZDA ICONIC SP。

エンジン、スタイリング、ボディカラー。
どれをとっても素晴らしい。

情報によれば、白色の下地に37層もの赤色を塗り重ねて、ようやく出せた色らしい。
その名もヴィオラレッド。マツダのボディーカラーへのこだわりは半端じゃない。

エンジンは2ローターのロータリーエンジン。
これをEVシステムと連携させる。
ロータリーエンジンが直接タイヤを駆動するのか。そこは不明のままだ。

それでも、エコロジーとソリの合わないロータリーエンジンを、よくぞここまで開発を続けれたものだと思う。
マツダという会社の規模が、ロータリーエンジンにとって絶妙なのだろう。
そしてそこに働く人々に感謝とエールを送りたい。

あとはボディーのデザイン。
継ぎ目、切れ目、折れ目を極力配したデザインだ。徹底して滑らかで、流れるような面を描く。
実際に量産する時、プレスは大変だろう。金型も一筋縄ではいかない。
他の車種と混ぜてラインに流すには、相当の工夫が必要だろう。
困難と苦労が待っているだろう。
だがマツダはそれができる企業だと信じたい。


・ポルシェは参加せず



欧州の自動車メーカーも何社か参加している。だがポルシェの姿はない。
日本市場の優先度が下がることに、一抹の不安を感じる。

マツダの ICONIC SPはいつ出るかも分からない。
ポルシェならスポーツモデルがすでにいくつもラインナップされている。

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